IKEAJについて

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ご挨拶

腎臓病は一般の人々にとって、かかわりの深い病気であるにもかかわらず、多くの人々がこの病気の知識を持っていないに等しい現状です。腎臓病そのものと、腎臓病が心疾患、高血圧や糖尿病などの病気にどれほど影響するか、メディアも一般の人々も余りにも無関心なのです。
腎臓病は心筋梗塞や脳梗塞などを併発しやすく、腎臓病患者の大部分は自分が腎臓病であると気づいていない事が多いのです。そのため、腎臓病と診断された時には、既に、病状が進行して健康を害していたり、ひどい場合には生命の危機に瀕していることも少なくありません。
腎臓病は人々の健康を冒し、日常生活を脅かします。腎臓病が日本の医療制度にもたらす脅威と規模は膨大なものなのです。 こうした腎臓病のもたらす問題を、皆様とご一緒に、大きく改善するために、IKEAJ(正式名称:特定非営利法人腎臓病早期発見推進機構)は誕生しました。

IKEAJでは糖尿病や高血圧の方や、腎臓病を含めたその家族を対象としたIKEAJプログラム(腎臓病早期発見プログラム)を無料で行っています。より多くの腎臓病を早期に発見し、適切な治療を行うことができれば、皆様の生活や将来を脅かす腎臓病のリスクを画期的に下げる事も十分可能なのです。
これからは知識と情報によって自分で自分の健康を管理し、家族を守る時代です。
IKEAJでは、隠れた腎臓病の早期発見を推進し、皆様に情報や生活管理の指導を提供しています。 腎臓病によって引き起こされる合併症を減らすことにより、皆様の健康と豊かな未来を 築きたいと願っています。
是非、皆様にもIKEAJの無料検査プログラムに参加して頂き、腎臓病の早期発見が どれほど健康管理に必要なことかをご理解頂ければ嬉しく思います。
どうぞNPO IKEAJを皆様と共に育てるためにご協力をお願いします。

特定非営利活動法人
腎臓病早期発見推進機構(IKEAJ) 理事長

竹内 和久

IKEAJ 設立の趣旨

IKEAJは「イケアジェイ」とお読みください。

発見が遅れがちな腎臓病

腎臓病は、医師の診断を定期的に受けることで病状を正確に把握し、その進展を遅らせることが最も大切です。しかし、検診等で異常を指摘されても、自覚症状がほとんどないため長期間放置されるケースが多く見られます。その結果、慢性腎不全を引き起こし透析導入に至る場合も少なくありません。

医療経済からみた問題

透析療法に関する医療費は年を追うごとに高騰を招いています。平成15年度では国民医療費約31兆5千億円の内、透析医療には1兆円超が費やされているのです。今後、高齢化による透析患者数の増加がこの問題に拍車をかけることは想像にかたくありません。

求められるのは「早期発見・早期治療」

このような課題を克服するためには、「早期発見・早期治療」という本来のあるべき医療を実現することが必要です。そのためには腎臓病の予防に関する医学的、社会的認知度をこれまで以上に高めることが求められます。

2005年(平成17年)6月、特定非営利活動法人・腎臓病早期発見推進機構
(IKEAJ:International Kidney Evaluation Association Japan)が設立されました。
その目的は、「腎臓病の認知度を高め、腎臓病の進展遅延と合併症の予防を図ること、また、それらのことを国民に広く啓蒙・普及させること」です。

IKEAJでは、当機構が推進する、腎臓病を早期に評価するためのプログラムによって事業を展開します。このプログラムは、腎臓病に対する認識度の高揚を図り、患者の健康改善や腎臓病予備軍のスクリーニング等を実施するための総合プログラムです。
将来的にどこの国においても同じプログラムで実施することが予想されることから、IKEAJは日本における実施機関としてグローバルな展開の一翼を担っていきます。腎臓病の進展防止を目的とした各国の組織が互いに協力し、意見交換を行い、一元的データベースの創設を目指します。
国際的キャンペーンとして「世界腎臓デー」の普及活動も実施します。

IKEAJ 沿革

2005

2005年 6月3日

特定非営利活動法人腎臓病早期発見推進機構(IKEAJ)設立

2005年 12月4日

IKEAJ設立記念講演会(東京・アルカディア市ヶ谷)

2006

2006年 3月9日

世界腎臓デー創立

2006年 5月15日

WEBサイトを立ち上げました。

2006年 6月14日~16日

第49回日本腎臓学会学術総会に展示ブース設営

2006年 6月23日~25日

第51回日本透析医学会学術集会に展示ブース設営

2006年 12月3日

IKEAJ設立1周年記念講演会(第2回)品川プリンスホテル

2007

2007年 5月24日~27日

第50回日本腎臓学界学術総会 論文発表

2007年 6月14日~17日

第52回日本透析医学会学術集会に展示ブース設営

2007年 12月1日

第3回IKEAJ-CKD年次講演会(東京・アルカディア市ヶ谷)

2008

2008年 3月2日

キドニー・ウォーク、市民公開講座開催

2009年 2月28日

第4回IKEAJ-CKD年次講演会(東京・アルカディア市ヶ谷)

2009

2009年 3月1日

キドニー・ウォーク、市民公開講座開催

2009年 5月17日~19日

国際腎臓財団連盟総会で発表(イスタンブール)

2009年 9月1日

国税庁長官より特定非営利活動法人として認

IKEAJ 団体概要

名称
特定非営利活動法人 腎臓病早期発見推進機構
(英名:International Kidney Evaluation Association Japan;IKEAJ)
所在地
〒173-0036 東京都板橋区向原2丁目1番6号
電話
03-6272-9235
Eメール
office@ikeaj.or.jp
理事長
竹内 和久(医療法人宏人会理事・木町病院院長)
副理事長
新田 孝作(東京女子医科大学教授)
理事
岡田 一義(社会医療法人川島会川島病院副院長)
北村 正樹(ディー・バリュー・サービス合同会社取締役社長)
窪田 規一(ペプチドリーム株式会社代表取締役会長)
鈴木 洋通(医療法人沖縄徳洲会武蔵野徳洲会病院院長)
関根 修一(元国務大臣 秘書官)
友 雅司(大分大学医学部附属臨床工学センター診療教授)
西山 正徳(社団法人メディカル・プラットフォーム・エイシア代表理事)
矢内 充(社会医療法人社団尚篤会赤心堂総合健診クリニック所長)
柳沢 裕之(東京慈恵会医科大学教授)
横井 正博(CART(胸水・腹水濾過濃縮再静注術)技術指導員)
監事
島田 明仁(社会福祉法人伸和会理事長)
事務局
岡元 美也子
宮口 幸子
アドバイザー(含:専門委員)
桑原 博道(仁邦法律事務所長)
神保 欣正(神保特許事務所長)
柳町 和巳(柳町会計事務所)
渡邊 政道(渡邊国際行政書士事務所長)

 

定款

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